書評その4:「フランス人は10着しか服を持たない」
『フランス人は10着しか服を持たない』
著者:ジェニファー・L・スコット
発行日:2014/10/30
評価:★★★★★
所要時間:2時間
読破冊数:4/100冊
■こんな人におすすめ
・「かっこいい生き方がしたい」となんとなく思っている
・毎日がつまらない
・金遣いが荒い
・毎月気がつくと財布がピンチ
・安いからといっていつも100均とかで余分なものを買っちゃう
■概要
著者はフランスに留学経験があり、そこで出会ったホストマザー「マダム・シック」に感銘を受け、シックな生き方について発信し続けている人です。
物質主義に踊らされず、必要なものだけを買い、こだわりを持って暮らす。断捨離とかミニマリストとかよりは手を出しやすい領域かも。
全てのフランス人がマダム・シックみたいな生活をしているわけじゃないだろうけど、やっぱりこだわりを持って生きている人はどこか芯が通っていてかっこいいのだなぁという印象。
自分の場合、金遣いの荒い友人がいるし、ダイソーで雑貨を衝動買いしてはクローゼットのこやしにしてるから余計にね。。。
著者はアメリカ人です。アメリカも物質主義の国だからそこから来ればそらインパクトは強いですよ。翻訳のせいかも知れないけど、文体が終始テンション高めなんですもん。
個人的には日本ってアメリカと同じがそれ以上に大量生産&大量消費が根付いているので書かれていることを全部実践するのは難しいと思います。
とりあえず自分はiPodのイヤホンを100円ショップで買うのをやめました。ミクロすぎることだけど、いいものを長く使うことを意識し始めました。
自分の生活を見直すきっかけになる本なので浪費家の自覚がある方はどうぞ!
■この本から学んだこと
・買い物は、「今」必要な分だけ買う
・小腹が空いてお菓子を食べるくらいなら、我慢して夕食にいい材料を食う
・「安物買いの銭失い」はかっこ悪い
・小さなことでもこだわりをもてば、楽しみがいたるところにあることがわかる。
≪目次≫
まえがき
1 間食はシックじゃない
2 食べる喜びを我慢しない
3 面倒がらずに体を動かす
4 10着のワードローブで身軽になる
5 自分のスタイルを見つける
6 ノーメイクみたいにメイクする
7 いつもきちんとした装いで
8 女らしさを忘れずに
9 いちばん良い持ち物をふだん使いにする
10 散らかっているのはシックじゃない
11 ミステリアスな雰囲気を漂わせる
12 物質主義に踊らされない
13 教養を身につける
14 ささやかな喜びを見つける
15 質の良さにこだわる
16 情熱をもって生きる
フランス人は10着しか服を持たない~パリで学んだ“暮らしの質"を高める秘訣~
- 作者: ジェニファー・L・スコット,神崎朗子
- 出版社/メーカー: 大和書房
- 発売日: 2014/10/30
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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