本とかコンピュータとか

10000冊プロジェクトに参加するため、ブログを立ち上げました。読んだ本の感想とか、つらつらあげます。

書評その15:「あたらしい教科書9 コンピュータ」

『あたらしい教科書9 コンピュータ』
著者:山形浩生(監修)
発行日:2006/10/24
評価:★★★★☆
所要時間:2時間
読破冊数:15/100冊


■こんな人におすすめ
・インターフェースとかオープンソースとかよく聞くけど、ぶっちゃけわかってない
・コンピュータに興味はあるけど、難しそうだし、まずは浅いとこからざっくり知りたい


■概要
「あたらしい教科書」というシリーズなんですが、深い知識を得るためではなく、概要をざっくり掴むために読む本です。


文体は教科書の名に恥じないわかりやすさで、コンピュータ関連の用語を見開き一撃でサクッと説明します。用語、と言ってもIT業界だけで使われるような専門的な言葉は少なく、ニュースなどで登場するような、どこかで聞いたことのある言葉が中心です。


発行日が2006年と、ちょっと古い本ではありますが、死語になってるような言葉は今のところないです。(※2017年現在)


見開き一撃でも「へーこーゆーものなんだー」と理解するには充分な情報量だと思います。
コンピュータの知識がゼロの人でもこの本読んだ後なら多少はIT系のニュースがわかるんじゃないでしょうかね。


■この本から学んだこと
・「ジュラシック・パーク」でUNIXが言及されている。
・2006年当時、mixiSNSとしては一人勝ちの状態だった。
・ネットでは、未完成な文章の方が愛されることもある。


≪目次≫
まえがき
1 コンピュータと人間
2 コンピュータの歴史
3 道具としてのコンピュータ
4 インターネットの世界
5 ITで変わる暮らしと社会


コンピュータ (あたらしい教科書 (9))

コンピュータ (あたらしい教科書 (9))